今回の御客様はご夫婦と中学1年生になるお子様の3人家族です。高気密・高断熱の家をご希望されておりました。当社で施工しているスーパーウォール工法をご説明し、この工法での新築をさせて頂きました。
着工前
地鎮祭
小雨が降っていましたが滞りなく終了しました。施主様のお母様と奥さまのお父様が参加して頂きました。
基礎工事
家の土台となる基礎工事です。スーパーウォール工法は気密測定の検査があります。
従来の基礎パッキンにより通気ではなく、計画換気システムによるダクト式換気システムで家中が常にクリーンな空気です。
基礎にも当然断熱処理が行われます。
上棟式 台風の影響で小雨の降る中、時には強風も吹く中、職人様が頑張って頂いたおかげで、予定通り無事終了しました。
スーパーウォールは小屋裏にも断熱材を敷き込みます。
スーパーウォール断熱
(基礎) 基礎の内部全てに断熱材を入れていきます。
(小屋裏) 先程紹介させて頂いた小屋裏(屋根裏)です。
低反射クロスアルミライナーシートで夏場高温になる野地板からの輻射熱伝達を80%カット。
さらに小屋裏の換気を増やし小屋裏空気温度を下げることで、遮熱効果を高めます。
材質は硬質ウレタンフォームを使用しています。
スーパーウォール(壁) 間柱の間に高性能断熱材(硬質ウレタンフォーム+OSB合板)をはめ込んでいきます。
気密性と断熱性を兼ね揃えた断熱・気密パッキンは、柱に沿ってぴったりフィットすることで、柱と断熱材の間に出来るわずかな隙間を埋める役割をしています。
気密測定 上棟、サッシ取付、防水シート貼りが終了。専用の測定を使って気密測定が行われます。
気密測定というのは、家中にどれだけの隙間が有るのかを調べるもので、隙間が少ない住宅ほど、高気密な家とされています。(一般的な住宅では隙間が多すぎて計測不可能です。)
なぜ高気密にするかというと、計画的な換気が出来、計画換気により、家中を満遍なく換気し、いつも空気を新鮮な状態に出来ると言う事です。
測定の結果、C値(隙間相当面積) 0・34 という当社の実績で過去2番目に良い素晴らしい数値が出ました。皆さんは C値? 0・34? 何のこっちゃ?と思われるかもしれませんね。
簡単に言うと“隙間の少ない高気密な家”だということです。
気密+断熱によって高性能な家が出来ます。参考までに、大手ハウスメーカーの出している高気密・高断熱住宅シリーズでは、C値=5・0以下を高気密と位置づけているそうです。
外壁工事
雨が入らないようにタイベックシートを貼っていきます。その上からサイディングを貼る為の下地を行います。
随時更新して参ります。